Big or Smallがオモシロイ

Big or Smallがオモシロイ
カジノに「Big or Small」という確率50%のゲームがあります。
小さく賭け続けていれば、負けることはない(はずの)ゲームです。
ところが、カジノを出るときには負けています。
なぜでしょう?
「ゲームに勝つと、カジノで負ける」ようになっているからです。
これは映画にあるような、小手先のイカサマなどではありません。
ゲームで勝つと欲望が増幅されていきます。
それと共に、リスクの分岐点が下がっていきます。
ドンドン追い込まれてゆくと、さらに分岐点が下がり続けます。
そして負ける。
理屈ではわかっていても、負けてしまう。
勝とうと思うと負ける。
負けないようにと思えば負けない。
人間らしいといえば、人間らしい。

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