研究員のノルマはキツイ

とある研究所へインタビューに伺い、研究者にもノルマのようなものがあるとお聞きして驚きました。
それは研究の進捗報告や成果発表などという生易しい話ではなく、特許の出願件数なのです。もちろんアイデアがあればイイというわけではなく、重複はもとより出願しようとする特許や周辺の状況を事前に調査しておくなど作業ボリュームも相当なものです。
これらを四半期ごとに上司に報告を求められるのですが、追い立てられると辛くなるので、次の次の期くらいまで準備をしているとのこと。とはいえ、どうしてもまとまらなかったりする時には部内で助け合いしたりもするそうです。それにしても特許がノルマとなると精神的にキツイでしょうね~。
次々とアイデアを出し続けなければならないというのはタイヘンです。そこで思わず、どんなときにアイデアが湧いてくるのですか?とお聞きすると「四六時中ズーっと考えていて、風呂に浸かった時や、子供と遊んでいるときにフッと浮かび上がる」と。
引っぱっていたゴムを少し緩める感じですね。当然ながら、切れるかもしれないくらいにギュッと引っぱっておかないとフッとは出てこないんでしょうね。

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